AGRONAUMEの栽培方法

~自然栽培のススメ~

NO.1 テントウムシ

アグロノームの畑にはいたるところにテントウムシがいます。
農薬を使わないため、野菜はアブラムシに狙われてしまいます。そこで助けてくれるのがテントウムシです。
テントウムシはレタスなどの葉っぱに卵を産みつけ仲間を増やし、一生懸命働いてくれるので大助かりです。
アブラムシがいなくなると違うところへ旅立ちますが、また困ったときには戻ってきてくれます。
そんな可愛いテントウムシなので、自宅付近や散歩中に見つけると、つい畑へ連れてきてしまいます。

No.2 ムクドリ

畑の土の中にはヨトウ虫などのいもむしがいます。
暖かくなってくると地表に現れ、やわらかい葉っぱを食害します。
そこで活躍してくれるのがムクドリを始めとした鳥たちです。
畑の周りに竹などの支柱を立て、とまれる場所を作ってあげましょう。
畑を耕し始めるとすぐそばにやってきて、一生懸命虫を取ってくれます。

NO.3 わら

わらは、僕が行う有機栽培にはなくてはならない存在です。
まず除草剤を使わないため、こぼれ種や自然が運ぶ種で草だらけになってしまいます。
しかし、わらを敷くことでほとんどの草が生えてこなくなります。

次に、夏になると日差しが強く土は直ぐに乾いてしまいます。
しかし、わらを敷くことで土の保水力が上がります。

さらに雨のときは、土が跳ねて、泥が植物についたり病気にもなりやすくなります。
しかし、わらを敷くことでそれを防ぎ、綺麗な野菜が収穫できています。

さらに冬が来て、畑をかたづけるときはわらをそのまま耕します。
すると有機質がしっかり入って、土がよくなります。化成肥料を使わなくても元気な野菜が育ちます。
わらがなかなか手に入らないときは、落ち葉、抜いた草を敷くのも効果的です。

NO.4 アマガエル

このアマガエルは、夏の無農薬野菜栽培にはなくてはならない存在です!!
トウモロコシ・キャベツ・ブロッコリーにはイモムシ・アオムシがたくさんつき、食害します。
そこで活躍するのがアマガエルたちです。しかし、農薬を前面散布するとこの子達もどこかへ行ってしまいます。

アグロノームのトウモロコシ畑は農薬散布をしないので、本当にたくさんのアマガエルがいます。
トウモロコシの木に一匹ずついて、まるで見張りをしてくれている様です。
虫による食害を完全に防ぐことは難しいのですが、その中でも元気に育ったトウモロコシは、農薬がかからない本来の甘みを味わえる自慢の一品です。